前回、この病気の原因菌が
どのようなところに
いるのか
複十字病院さんのサイトより抜粋したのを見て貰いましたが もう1度 ここに貼っておきます↓
複十字病院臨床研究アドバイザー
倉島篤行氏の
[増加している非結核性抗酸菌症
思いもかけない肺非結核性抗酸菌症 ハイリスク環境より]
MAC菌は家庭環境中では
浴室に存在することが
多いこと
河川に非結核性抗酸菌症の起因菌が存在すること
その他、土壌や動物にも存在することが判っています。
環境中の非結核性抗酸菌を
含む埃や水滴が体内に取り込まれることで感染が起こると考えられます 。
河川の水や土壌、動物に触れたら手をしっかり洗う
浴室は菌が増えないようにしっかり乾燥させる
などの対策が非結核性抗酸菌症の予防につながります。
生活をしていれば何処にでもいる常在菌…
非結核性抗酸菌症は
人から人に感染しません
ですが治療に時間を用し
予防出来たら良いのですが
非結核性抗酸菌が どのようにに感染するか詳しいことが
まだわかっていません。
罹る原因がこれらのようなことだと 判りかけてきている段階なのです
罹りやすい人は…
環境中の非結核性抗酸菌にふれる機会の多い人(水や土、動物)
やせ形の中年女性に多いこと
他の病気などがあり 抵抗力が落ちている人
以前は慢性肺閉塞性疾患(COPD)、肺切除後や じん肺、間質性肺炎などの既存の肺疾患をした男性に多かったのですが 今は基礎疾患のない中年女性の増加が目立ってきたとのこと。
そして素質的なものが 関わっているようだと言うこと。
罹るのはこのような人が多いのです(参考文献)
ゆっくりと進行することが多い病気ですが 罹ってしまったら やはりとても心配になりますよね
私はこの病気が
近年、増加傾向にあり 治療完治、寛解しにくいという事から 患者さん はかなりのストレスを感じるのではないかと思っています
治療や肺の病巣の経過観察を受けながら
この先 どうなっていくのか… かなり不安になると思うんです
私が特に心配しているのは
患者さんそれぞれが 他の患者さんの
治療や状態を聞きかじり
他の人が投薬したのかどうか、手術したがどうなったか 再発したのか? どの薬で副作用がでたのか など
を自己の治療に単純に結びつけ 思い込むこと
それにより 医師の方針を思い込みから 拒否したり 民間療法に傾倒し他を受け付けない状態となること
そして 不安でいっぱいになり ストレスを抱え 毎日過ごすこと。
これこそが危険だと思っております
人により この病気の状態は様々違います
何処にどの程度の空洞があるのか無いのか。
気管支拡張はあるか。
非結核性抗酸菌症でも
どの菌の種類が検出されているのか、
また何種類も菌がいるのかどうか。
既往歴は?
性別年齢は?
このブログでは
私のケースの治療の経過を
載せます でもそれは『私の場合』と思ってご覧ください
個々に沢山の要因を踏まえて
薬や治療のスタートがされるのだと思うのですが 情報交換が仇となることもあると思います
私はこの場所で
多くの患者さん、そのご家族、そして、ブログに興味を持ってくださった皆様と
共に この病気を多くの方に知って貰い より良い薬が開発されますよう
その部分に重きを持っております
複十字病院さんをはじめ
この病気の治療、研究開発されている方々のサイト、研究報告などで
正しい理解を深めていただき
これよりの私の活動を
応援して戴けたら
嬉しいです